平成25年、伊勢神宮の20年に1度の式年遷宮が行われます。ご寄付などで是非、参加させていただきましょう。 |
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【熊野速玉大社 】
和歌山県新宮市新宮1
■御祭神
熊野速玉大神 ・ 熊野夫須美大神
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熊野速玉大社には下記のように熊野十二所権現+神倉山の祭神の13社が祀られています。 |
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| 社殿名 | 祭神名 |
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上四社 | 第一殿 | 速玉宮 | 熊野速玉大神・伊邪那岐大神 |
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第二殿 | 結宮 | 熊野夫須美大神・伊邪那美大神 |
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第三殿 | 証誠殿 | 家津美御子大神・国常立尊 | 上三殿 |
第四殿 | 若宮 | 天照皇大神 |
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| 神倉宮 | 高倉下命 |
中四社 | 第五殿 | 禅児宮 | 忍穂耳尊高倉下命 おしほみみのみこと |
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第六殿 | 聖宮 | 瓊々杵尊 ににぎのみこと |
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第七殿 | 児宮 | 彦穂々出見尊 ひこほほでみのみこと |
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第八殿 | 子守宮 | うが草葺不合尊(う=慮+鳥、が=茲+鳥) |
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下四社 | 第九殿 |
一万宮
十万宮 |
国狭槌尊 くにさづちのみこと
とよくむぬのみこと |
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第十殿 | 勧請宮 | 泥土煮尊 うひじにはにのみこと |
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第十一殿 | 飛行宮 | 大戸道尊 おおとのじのみこと |
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第十二殿 | 米持宮 | 面足尊 おもだるのみこと |
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■ご由緒
熊野速玉大社は、熊野三山のひとつとして全国に祀る数千社の熊野神社の総本宮です。今から約二千年ほど前の景行天皇五十八年の御世に、熊野三所権現が最初に降臨せられた元宮である神倉山から現在の鎮座地にお遷りになり、これより神倉神社の『旧宮』に対して『新宮』と号したと古書にみえます。
御祭神は、熊野速玉大神(いざなぎのみこと)・熊野夫須美大神(いざなみのみこと)を主神に、十二柱の神々を祀り上げ新宮十二社大権現として全国から崇敬を集めています。
特に、孝謙天皇の御世、日本第一大霊験所の勅額を賜り、熊野三山の中でも逸早く『熊野権現』の称号を賜りました。「権現」とは仮に現われるの意味で、神様は御殿の中のもっとも清浄な奥処に鎮まりましますので、私達の目にはそのお姿を直接見ることができません。そこでそのお姿を仮に仏に変えて、我々の住む俗世界に現われるという考え方が浸透していきます。
奈良朝末期にいたって、熊野速玉大神は衆生の苦しみ、病気を癒す薬師如来として過去世の救済を、またお妃の熊野夫須美大神(熊野那智大社)は現世利益を授ける千手観音菩薩、家津美御子大神は来世浄土へ導く阿弥陀如来(熊野本宮大社)として位置づけられ、山伏や熊野比丘尼によって熊野権現信仰は飛躍的な拡がりを見せ、全国に数千に及ぶ御分社が祀られるにいたりました。
さらに、中世熊野信仰の興隆にともない、皇室、公卿、武士中心から庶民信仰へと発展し、過去世救済、現世利益、来世加護を説く三熊野詣こそ、滅罪・甦りへの道であるとして、「蟻の熊野詣」の諺のごとく熊野街道は賑わったのです。
●参拝時に烏牛王(からすごおう)を授かりましょう。日本で最古のお守りです。 |
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